2020年10月14日水曜日

ウェルズファーゴ(WFC) バンク・オブ・アメリカの決算にも続け! 果たして貸倒引当金はどれだけ減少したか?

前回、ウェルズファーゴ(WFC)の2020年度第3四半期決算発表の前哨戦として、JPモーガン・チェイスとシティーグループの決算を紹介しました。

⇒ 「ウェルズファーゴ(WFC) JPモーガン、シティーグループの決算に続け!」

そして、貸倒引当金が、両行共に▲94%と大幅に減少していたことが判りました。

両行とも、武漢ウイルスの影響による貸倒れのピークが過ぎたと判断したということで、吉兆でした。

それに続いて。

バンク・オブ・アメリカも、2020年度第3四半期の決算を発表しました。

果たして、貸倒引当金はどれだけ減少したのでしょうか?

もしも、バンク・オブ・アメリカの貸倒引当金も、前2行と同様に大幅に減少していれば、我らがウェルズファーゴ(WFC)の決算も、同様の傾向が増々強く推察されることになります。

準備は宜しいですか?

それでは、結果を見てみましょう。

因みに、これも前年同期比ではなく、前期比です。

バンク・オブ・アメリカ2Q20203Q2020差異
収入$22,326$20,336-$1,990-9%
純利益$3,533$4,881$1,34838%
EPS$0.37$0.51$0.1438%
貸倒引当金$5,117$1,389-$3,728-73%

おっ!

貸倒引当金が前期比▲73%減少している!

JPモーガン・チェイスとシティーグループの▲94%と比べると多少見劣りがするとも言えますが、傾向としては同じです。

そして、その結果、純利益、1株利益(EPS)共に、前期比+38%の増益です。

素晴らしい。

これで、増々ウェルズファーゴ(WFC)の決算に期待が持てます。

一晩寝れば、結果が出ます。

それでは、皆さん。

文字通り、果報を寝て待つことにしましょう。

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