エヌビディア(NVDA)が、英国のケンブリッジで、英国最強のスーパーコンピューターを製作中との発表をしました。
その名も、ケンブリッジー1。
ケンブリッジ飛鳥ではありません。
投資額は、40百万ポンド(51.7百万USドル)。
このエヌビディア(NVDA)のDGX SuperPOD システムを利用したスーパーコンピューターが完成すると、トップ500リストの29位にランクされる優れモノだそうです。
エネルギー効率に至っては、世界第3位だそうですから、流石はエヌビディア(NVDA)です。
このスーパーコンピューターの主目的は、人工知能を用いた医療・製薬の研究。
武漢ウイルス用のワクチン開発を行なっている、GSKとアストラゼネカが最初の利用者となります。
年末までに、利用が開始されるとのこと。
英国ケンブリッジといえば、エヌビディア(NVDA)が買収を発表したARMホールディングスのお膝元です。
このケンブリッジー1は、この地に英国の技術革新のハブとなる、ARMベースの人工知能センターを作るという計画の一環ということになります。
米国の企業であるエヌビディア(NVDA)が、英国を代表するARMホールディングスを買収しても、その拠点は変わらないということを示す証拠となります。
ということで、この買収は、エヌビディア(NVDA)にとっても、ARMホールディングスにとっても、米国にとっても、英国にとっても素晴らしい案件で、いうなればウィン・ウィン・ウィン・ウィンの関係といえるでしょう。
この発表を受けて、エヌビディア(NVDA)の株価は、前日比で+4%を超える上昇となりました。
米国時間10月5日終値 US$545.70 前日比+US$23.21(+4.44%)
ということで、私に言わせると、上記に投資家を加えて、ウィン・ウィン・ウィン・ウィン・ウィンの関係です。
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