前回、エヌビディア(NVDA)が、データセンター用のCPUの発表を行なったことを紹介しました。
⇒ 「エヌビディア(NVDA) データセンター用CPUを発表(GPUではありません) 既存インテルの10倍の能力!」
今回は、その名前について紹介します。
その名は「グレース」。
女性名です。
エヌビディア(NVDA)は、その製品名に、数学者や科学者の名前を付けています。
そして、今回のCPUの名前は、米国の海軍軍人で計算機科学者だったグレース・ホッパーから命名されたとのことです。
Commodore Grace M. Hopper, USNR Official portrait photograph
グレース・ホッパーは、Grace Brewster Murray "Amazing Grace" Hopper。
元米国海軍准将でした。
米国初の電気機械式計算機であるハーバード・マーク I の最初のプログラマーの一人でもあり、プログラミング言語COBOLの開発者だそうです。
知りませんでした。
しかし。
今回、彼女が素晴らしい言葉を残していることを知りました。
これからの私の座右の銘にしたいと思ったほどの名言です。
感銘を受けたので、いくつか紹介させて下さい。
A ship in port is safe, but that's not what ships are built for.
港にいる船は安全ですが、船は港にいるために作られた訳ではありません。
The only phrase I've always disliked is 'Why, we've always done it that way.' I always tell young people, 'Go ahead and do it. You can always apologize later.'
私が唯一嫌いだった言葉は「いつもそうやってきたんだよ」です。私は若者にいつも言うのです。「まずやってしまいなさい。謝ることなら後からいつでもできますから」
I've always been more interested in the future than in the past.
私は今までずっと過去より未来に興味がありました。
今回のデータセンター用のCPUは、こんな前向きで積極的だった彼女の名前を冠したCPUです。
きっと素晴らしい未来を開いてくれることと思います。
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