アルファベット(GOOG)が、2021年度第1四半期(2021年1月―3月)の決算を発表しました。
売上は、前年同期比+34%の増収です。
そして。
営業利益は、前年同期比+106%の増益。
分かりやすく言うと、営業による儲けが2倍以上に膨らんだということです。
純利益、1株利益に至っては、それぞれ前年同期比+162%、+166%と、2.6倍、2.7倍になっています。
果たして、どのようにして売上や営業利益がこんなに増えたのでしょうか。
次に、セグメント別の売上、営業利益を見てみましょう。
まずは売上から。
まずは何と言っても、グーグル検索やユーチューブの広告などで売上の92%を占める「グーグルサービス」が、前年同期比+34%というのが大きいです。
また、「グーグルクラウド」は、まだ売上の7%しかありませんが、前年同期比+46%の増収となりました。
「その他将来嘱望企業」も、+47%と頑張っています。
セグメント別の営業利益はどうかと言うと、、、。
残念ながら、利益を挙げているのは、相変わらず「グーグルサービス」だけでした。
前年同期比+69%の伸びです。
そして。
前回の決算で、実は赤字だったと判明して驚いた「グーグルクラウド」は、今回もまた赤字でした。
しかし。
赤字といえ、その幅は急激に減っています。
黒字化するのも時間の問題ではないかと期待しています。
(関係ない話ですが、赤字→赤字でその赤字幅が減った場合の増減率はプラスなのでしょうか、それともマイナスなのでしょうか。この場ではとりあえず▲44%としておきます)
そして。
最後に嬉しいお知らせにも触れておきましょう。
株主還元策として、500憶USドルの自社株買いが承認・発表されました。
今後、適切な時期に実施されるとのことです。
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