2020年7月18日土曜日

アルファベット(GOOG) フェイスブック(FB)に続いてインドに巨額投資

4月に、フェイスブック(FB)がインドのジオ・パートナーズに57憶USドル出資したというニュースを紹介しました。

⇒ 「フェイスブック(FB) インド最大の通信業者ジオ・パートナーズに57憶USドルの出資」

今度は、そのジオ・パートナーズに、アルファベット(GOOG)も出資を決めたというニュースが飛び込んできました。

出資額は45憶USドル。

フェイスブック(FB)の57憶USドルには及ばないものの巨額投資です。

フェイスブック(FB)の出資率が9.9%だったのに対して、アルファベット(GOOG)の出資率は7.73%になるとのことです。

アルファベット(GOOG)が、ライバルであるフェイスブック(FB)と同じ企業に出資するというのは非常に珍しいとのこと。

その理由は何故か?

ジオ・パートナーズのオーナーが、インドの大金持ちの有力者で、政権与党とも近しいとのこと。

そのジオ・パートナーズと組むことは、手っ取り早くインドに進出するために大変有利だということが、理由の1つということでしょう。

しかし、それだけではないはずです。

中国に次ぐインドの巨大人口、そして、これからの5Gの普及。

何よりも、インドの市場が魅力的だということです。

何しろ、アルファベット(GOOG)は、これからの5年から7年の間に、インドに100憶USドルの投資を計画しているのですから。

日本円にして、1兆円を超えます。

また、現在の米国やインドの、中国との軋轢も追い風です。

ティックトックなど中国のアプリがインドで禁止され始めた今こそ、インド投資の最大のチャンスでしょう。

流石は、世界を股に掛ける巨大プラットフォーム企業は、アルファベット(GOOG)にしてもフェイスブック(FB)にしても、機を見るに敏です。

更なる成長に向けて、着実に布石しています。

果報を寝て待ちつつ、動向を注視していきたいと思います。

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