2020年7月30日木曜日

スターバックス(SBUX) 2020年度第3四半期決算 減収減益でも株価上昇、これいかに?

スターバックス(SBUX)の2020年度第3四半期(4-6月)決算が発表されました。

結果は予想通りの減収減益でした。

前年同期比、全てマイナスです。

GAAP3Q2019 (4-6月)3Q2020 (4-6月)増減
売上$6,823.0$4,222.1-$2,600.9-38%
営業利益$1,121.3-$703.9-$1,825.2-163%
純利益$1,372.8-$678.4-$2,051.2-149%
EPS(希薄化後)$1.12-$0.58-$1.70-152%
DPS$0.36$0.41$0.0514%

Non-GAAP3Q2019 (4-6月)3Q2020 (4-6月)増減
営業利益$1,246.6-$530.2-$1,776.8-143%
EPS(希薄化後)$0.78-$0.46-$1.24-159%

しかし、株価は、、、。

7月28日(米国時間)終値 US$74.64

7月28日(米国時間)終了後決算発表

7月29日(米国時間)終値 US$77.42 +US$2.78(+3.72%)

と上昇しました。

その理由は、

1.赤字幅が、市場予想よりも小幅であったこと

2.2020年度通期の業績予想が引き上げられたこと

であったようです。

確かに、売上も市場予想よりも+4%と小幅ながら多く、希薄化後の1株損失も26%良かったです。

Non-GAAP3Q2020 (市場予想)3Q2020 (実績)増減
売上$4,060.0$4,222.1$162.14%
EPS(希薄化後)-$0.62-$0.46$0.1626%

また、2020年度通期の1株利益も、6月に発表された見込みよりも、良化しています。

Non-GAAP2020FY(6月時点見込み)2020FY (今回見込み)
EPS$0.55~$0.95$0.83~$0.98

また、武漢ウイルス禍ではありますが、2020年度中に、新規出店も精力的に行なわれているようです。

南北アメリカでは、新規出店と閉店の差し引きで+300店舗、中国でも、少なくとも+500店舗の出店を見込んでいるとのこと。

あくまで、米中の軍事衝突や、中国での不買運動がないことが前提でしょうが、150店舗の閉店を考えている牛丼の吉野家とは勢いが違います。

日本では、このところ第2波の様相ですが、早いところ有効なワクチンが開発されて、ゆっくりとスタバでコーヒーを喫することができる日が来ることを願うばかりです。

それまでは、在宅で、果報を寝て待ちたいと思います。

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