2020年7月15日水曜日

ウェルズファーゴ(WFC) 2020年度第2四半期決算発表 減収減益減配の三重苦

ウェルズファーゴ(WFC) の2020年度第2四半期の決算が発表されました。

単位:百万USドル
2Q20192Q2020増減
金利収入$12,095$9,880-$2,215-18%
その他収入$9,489$7,956-$1,533-16%
総収益$21,584$17,836-$3,748-17%
純利益$6,206-$2,379-$8,585-138%
希薄化後一株利益$1.30-$0.66-$1.96-151%
配当$0.45$0.10-$0.35-78%

以上です。



、、、といいたいところですが、気を取り直して続けます。

総収益は、金利収入、その他収入共にマイナスの17,836百万USドルで、前年同期比▲17%の減収となりました。

直近5四半期の推移はこうなっています(前年同期が一番左で、今期が一番右です)。



純利益(損失)も、▲2,379百万USドルの損失で、前年同期比▲138%の減益です。

貸し倒れ引当金の繰り入れ9,534百万USドルが無ければプラスだったんだけどなあ、などと嘆くのは野暮なので止めておきます。

上記と同様に、直近5四半期の推移を見ておきましょう。



その結果、希薄化後の一株利益(損失)は、▲0.66USドル。

そして、配当も10USセントと減配となってしまいました。



悪い噂は本当になるものです。

そういえば、ちょっと前に、こんな勇ましいことを言っていた輩がいました。

⇒ 「ウェルズファーゴ(WFC)減配の噂? その時は千載一遇の買い増しチャンス!」

この時は、本当にそう思っていました。

今でも、まだ半分はそう思っています。

しかし、実際に減配になってみると、気持ちは萎えるものです。

この辺りが、私が小市民である所以でしょう。

とりあえず、買い増しはせず、様子を見ることにします。

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