まずは、発表前後の株価の変化を見てみましょう。
発表前:7月30日終値 US$3,051.88 +US$18.55
発表後:7月30日時間外 US$3,204.60 +US$152.72(+5.00%)
なんだ、これは?!
決算発表後に、巨大IT企業の株価が+5%も上昇する決算とは一体どんなものだったのでしょうか。
百万USドル
売上は、前年同期比+40%!
営業利益は、前年同期比+89%!!
純利益に至っては、前年同期比+100%!!!
その結果、希薄化後の1株利益も、前年同期比+97%!!!!
私も、この表を作った際に、自動計算されたこのあまりに高い伸び率を見て、思わず入力ミスをしたのかと思ってしました。
武漢ウイルス対策に4,000百万USドルを費やしてのこの利益ですから、本当に「ブラボー!」以外の何ものでもありません。
何しろ、伸び盛りの子供の身長がグングン伸びるのなら分かりますが、いい歳をした大人がまだグングン伸びているようなものです。
米国議会が公聴会を開きたくなる気持ちも分かるというものです。
+40%伸びた売上の内訳はこうなっています。
百万USドル
北アメリカで+43%、海外で+38%、クラウドのAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)で+29%の伸びです。
そして、+89%伸びた営業利益の内訳はこんな感じです。
北アメリカで+37%、海外では何と黒字化、そして、AWSは+58%の伸びです。
そして、AWSは、営業利益の57%を叩き出しています。
最後に、アマゾン(AMZN)が示した、第3四半期の予想を見ておきましょう。
売上は、前年同期比+24%~+33%を見込んでいるとのこと。
また、営業利益は、前年同期比▲35%~+62%を見込んでいるとのことです。
第3四半期も、武漢ウイルス関連コストを2,000百万USドル以上見込んでの営業利益です。
武漢ウイルスの影響がなかったら、、、という「たら」「れば」話は止めておきましょう。
アマゾン(AMZN)は、一体どこまで伸び続けるのでしょうか?
これからも、果報を寝て待ちながら、見守っていきたいと思います。
長い付き合いになりそうです。
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