2021年12月1日水曜日

FRB議長の緩和縮小加速示唆とオミクロン株警戒感から米国株下落 警戒してるのに縮小加速?

 


米国時間11月30日の米国株は、

・FRB議長の緩和縮小加速を示唆する発言

・オミクロン株感染拡大への警戒感

から、下落しました。

インデックス指数値増減増減率
ダウ平均株価34,483.72-652.22-1.86%
ナスダック総合指数15,537.69-245.14-1.55%
S&P500指数4,567.00-88.27-1.90%

米国株の変動要因データを集め始めたと思ったら、いきなりダブル要因、ダブルパンチのお見舞いです。

年月日要因ダウ平均ナスダックS&P500備考
2021.11.30疾病感染、金融政策-1.86%-1.55%-1.90%オミクロン株へ警戒感、緩和縮小加速示唆

とは言え、どちらももう目新しい要因ではなく、状況に応じてブレーキとアクセルを交互に踏みながら走行している感じでしょうか。

2%以上変動した保有株数は、6銘柄に登りました。

その内、5銘柄は下落。

そんな中、唯一、アップル(AAPL)だけが健気に上昇しています。

銘柄11月30日終値前日比増減率
WFC$47.78-$1.38-2.81%
SO$61.10-$1.72-2.74%
NVDA$326.76-$7.00-2.10%
FB$324.46-$13.37-4.01%
GOOG$2,849.04-$73.24-2.51%
AAPL$165.30$5.063.16%

通常であれば、景気回復の際に緩和縮小とセットになる金利上昇は今回は起きず、逆に下落したためか、ウェルズファーゴ(WFC)も下落しています。

メタ(FB)の▲4%超の下落は、昨年4億ドルで買収したジフィーの売却を、英国当局が命じたことによるものらしいです。

それにしても。

オミクロン株の感染拡大が警戒されるのであれば、景気後退も懸念されるので、緩和縮小は減速させた方がいいのではないかと思うのですが、どうなのでしょう。

先ほど、「ブレーキとアクセルを交互に踏みながら走行している」と言いましたが、まさかアクセルとブレーキを「踏み間違えた」訳ではないことを祈ります。

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