TSMC (TSM)が、台湾の高雄に新しく半導体の工場を建設するとのことです。
これも、この4月に発表された1000憶ドルの設備投資の一環でしょうか。
⇒ TSMC (TSM) 今後3年間で1000憶ドルの設備投資を発表
工場は2つ建設され、
第1工場は、2024年完工、2025年生産開始予定。
第2工場は、2025年完工だそうです。
私は半導体工場建設について全くの門外漢ですが、工場を建設するのに3年~4年もかかるとは知りませんでした。
それでなくとも設備投資額が膨大な半導体産業です。
その工場建設にこんなにも時間がかかるとなると、いかに今後の需要予測が重要かということが今更ながら痛感させられます。
株主としては、その辺りのリスク相当分も、しっかりと価格に反映してもらいたいものです。
更に驚いたことがもう一つあります。
この新しい工場で製造する半導体が6ナノメートル、7ナノメートルの製品だということです。
もちろん。
インテルは10ナノメートルの製品が作れずに微細化競争で脱落したということなので、6ナノメートル、7ナノメートルでも十分に先端技術です。
しかし。
わざわざ新しく工場を作るのだとすれば、当然もっと最先端の2ナノメートルや3ナノメートルの製品用だと勝手に思っていました。
半導体産業というものは奥が深く、まだまだ勉強が必要です。
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