2021年9月3日金曜日

小説「ウォール街」(ケネス・リッパー)を読んで 人形は顔が命、投資は情報が命



1987年に公開された映画を小説化した「ウォール街」(ケネス・リッパー)を読みました。

とても30年以上も前の作品とは思えない手に汗握る展開で、日ごろ読むのが遅い私も寝食を忘れて一気読みです。

上昇志向の若者と老練な投資家、高額報酬と違法行為の構図は、トム・クルーズが主演したジョン・グリシャムの「ザ・ファーム」に通じるものがあります。

読んでいる間、気持ち的にはすっかり20歳代。

ゴードン・ゲッコーではなく若いバド・フォックスに感情移入してしまった私はまだまだ若い?

私は素人の長期投資なので、企業乗っ取り等をたくらむ取引とは無縁の人間ですが、こうした作品を観たり読んだりすると胸が躍らされます。

そして。

目的は違っても、投資に最も必要なのは情報だということを再認識しました。

とは言え。

オートバイに乗って敵対する乗っ取り屋を尾行して動向をスパイしたり、清掃会社に潜り込んでインサイダー情報を得るようなことはできません。

中々人脈を広げる機会も無い私ができるのは、日々、様々な本、新聞、雑誌を読み、インターネット情報を閲覧することです。

日頃からアンテナを広げ、かつ、情報を取捨選択する目を養って、何とか経済動向、企業動向に食いついていきたいという思いを新たにしました。

いやー、それにしても。

砂上の楼閣とは分かっていても、ニューヨーク・イーストサイドの瀟洒なアパートメント、贅沢なサマーハウス、洒落たレストラン、ナイトクラブ、絶世の美女との出会いなど、ついつい憧れてしまうものがあります。

ということで。

どこかにサッと儲かるインサイダー情報は落ちていないかなあ。

(ダメだ、こりゃ)

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿