恒大集団とかいう中国の不動産会社の信用不安から世界中の株価が下落しています。
33兆円以上の負債を抱えて資金繰りが悪化したとか。
中国、やってくれました。
この恒大ショックが今後どれだけ尾を引くのかわかりませんが、ここは一旦頭を冷やして、保有株、ダウ、ナスダック、S&P500の下落率を比較してみたいと思います。
思わず笑ってしまうほど、見事に全てがマイナスです。
下落率順に並べ直したグラフをご覧下さい。
こんな中でも極端に下落率の低さが目立つのが、左端のサザンカンパニー(SO)です。
流石は安定の電力株、こういう時にはいい仕事をしてくれます。
「貴方がいるから、私たちハイテク株は普段思い切り暴れることができているのです」
そんな賞賛の声が聞こえてきそうです。
意外だったのは、左から2番目のスターバックス(SBUX)。
このところ中国での展開が目立っていたので、もっと影響を受けるのではないかと思っていました。
頑張っています。
そして、左から3番目がS&P500。
マイナスになったとはいえ、この程度の下落率で収まっているのを見ると、分散投資のためにS&P500の投資信託積立投資をしておいてよかったと思います。
GAFAの一角であるハイテク株であるにもかかわらず、左から4番目のアルファベット(GOOG)も頼もしく思えます。
一方、エヌビディア(NVDA)、アマゾン(AMZN)、フェイスブック(FB)などの下落率が大きいのは成長株の宿命で、ある意味想定内と言えます。
また直ぐに上がると思います。
ハイテク株が多いナスダックが右側に寄っているのも同様です。
ただし、半導体銘柄にもかかわらず、最近あまり(ほとんど)「思い切り暴れ」ていない台湾セミコンダクター(TSM)までシレっと右側から3番目にいるのは気になるところです。
頑張ってもらいましょう。
それにしても。
世の中、何が起きるか分からないものです。
何しろ、ちょっと前まで、コロナ禍の改善によって金融緩和の縮小まで囁かれていたのですから。
まあ、恒大ショックがどの程度になるのか分かりませんが、冷静に対応していきましょう。
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