「米国10年国債の利回りが上昇したので、ハイテク株やハイテク株が多いナスダックが下落した」
最近よく目にする理由付けです。
なんとなく正しそうなので、今までずっと流して受け入れてきたのですが、この因果関係は本当なのでしょうか。
例えば、米国時間の9月27日、長期金利が+0.03%上昇して1.48%になったそうです。
しかし。
「あっ! 長期金利が0.03%も上昇してる! よーし、アマゾンの株を売って米国10年債を買っちゃおっと。ポチッ!」
という人が世の中にどれくらいいるのでしょうか。
私には想像がつきません。
「バカだなあ、君は。株式評価モデルというものを知らないのかね。将来支払われる配当を現在価値に割り引いたものが現在の株価で、金利が上昇するとその割引率も上がるから結果として株価が下がるのだよ、君」
という人もいるのでしょう。
勉強になります。
しかし。
だとしたら、何故ハイテク株だけが下落し、他の株式は影響を受けないのでしょうか。
ハイテク企業だけが他業種よりも借入比率がべら棒に多いとも思えません。
そこで。
自分の無知を棚に上げて、無理やり理論を提唱したいと思います。
名付けて。
「よく分からないけど、長期金利が上がるとハイテク株が下落するとみんなが言ってるし、実際に下落しているから、とりあえず僕も売っておこうかな」理論。
すいません。
もっと勉強します。
もし、もっと他に、キチンとした「バカだなあ、君は」理論があれば是非教えて下さい。
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