株式投資とは、ただ単に株を買って、お金を儲けることではありません。
投資することによって、社会に貢献し、明るい未来を作っていくという重要な側面があります。
今回は、そんな社会貢献の一例を紹介します。
エヌビディア(NVDA)には、データ収集後の画像アノテーションやAIアルゴリズムなど、ディープラーニングについての豊富な技術やノウハウがあります。
そして、エヌビディア(NVDA)は、その技術とノウハウを用いて、口腔がんの早期発見を目指すAIの共同研究を大阪大学と推進中です。
今までも各種研究支援を行なってきましたが、2020年9月からは更に共同研究の連携を強化しました。
私も時々口内炎になることがありますが、口内炎と口腔がんの識別は、専門医でないと判別がかなり難しいとのこと。
そして、口腔がんがただの口内炎と誤診され、助かる命も助からなもくなる事態もままあるらしいのです。
しかし、このディープラーニングの共同研究によってAIが完成すると、専門医でなくても、また、たとえオンライン診療でも、正しい診断が下せるようになるとのことです。
何と素晴らしいことでしょう。
2018年以来撮りためた約3万枚の画像のアノテーションによって、今では悪性腫瘍と口内炎の区別が95%以上の精度でできるようになっているそうです。
因みに、アノテーションとは、各画像から、
1.物体検出=悪性腫瘍、口内炎、白板症、良性腫瘍などの口腔粘膜疾患を検出し、
2.領域抽出=その検出された領域を抽出し、
3.画像分類=各口腔粘膜疾患に分類する
こと(だそう)です。
今後は、NVIDIA Clara Imaging や NVIDIA TensorRT を活用して、更に精度を高め、診断の高速化を目指すとのこと。
私たちにとって、自分自身が口腔がんになってしまうということは、武漢ウイルスに感染してしまうのと同様に、実際に罹患するまでは他人事のようかもしれません。
しかし、実際には、いつ罹患してもおかしくない病気のひとつです。
そんな口腔がんを早期に発見し、命を助けるプロジェクトに、エヌビディア(NVDA)に投資することによって、間接的に関わることができる。
そして、エヌビディア(NVDA)のビジネスに関心を持つことによって、このようなプロジェクトの存在を知ることができる。
何という喜びでしょう。
そう考えると、短期的な多少の株価下落など、全く気にならなくなるというものです。
ということで、これからも、ずっとエヌビディア(NVDA)の株式を保有し続けようと思います。
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