2020年11月4日水曜日

アルファベット(GOOG)  2020年度第3四半期(2020年7-9月)の決算発表

アルファベット(GOOG) の2020年度第3四半期(2020年7-9月)の決算が発表されました。

独禁法で訴えられる前の決算ですが、どうだったのでしょうか。

GAAP3Q20193Q2020増減
売上$40,499$46,173$5,67414%
営業利益$9,177$11,213$2,03622%
純利益$7,068$11,247$4,17959%
一株利益(希薄化後)$10.12$16.40$6.2862%
営業利益率23%24%2%7%

売上は、前年同期比+14%の増収でした。

営業利益も、+22%、純利益に至っては+59%の増益です。

このような現象を、日本語では確か、増収増益と言うのではないでしょうか。

武漢ウイルス禍の中、頑張ってくれました。

それでは、どの部門が頑張ってくれたのかを見てみましょう。

部門別の売上内訳がこちらです。

売上内訳3Q20193Q2020増減
グーグルサーチその他広告$24,741$26,338$1,5976%
ユーチューブ広告$3,804$5,037$1,23332%
パートナー契約先サイト広告$5,251$5,720$4699%
グーグルクラウド$2,379$3,444$1,06545%
その他グーグル事業$4,050$5,478$1,42835%
その他有力候補企業$155$178$2315%
ヘッジ利益$119-$22-$141-118%
総売上$40,499$46,173$5,67414%

おやおや、みんな頑張っています。

部門別売上増減率を高い順に見てみましょう。

グーグルクラウド(+45%)、その他グーグル事業(+35%)、ユーチューブ広告(+32%)が、成長の三羽烏になっています。

これら3部門の売上に占める割合は、グーグルクラウド(7.5%)、その他グーグル事業(11.9%)、ユーチューブ広告(10.9%)と、グーグルサーチその他広告(57.0%)には遠く及びませんが、合計すると30.3%と3割を占めています。

まだまだ成長が続きそうです。

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