アマゾン(AMZN)が、2020年度第3四半期 (2020年7-9月)の決算を発表しました。
武漢ウイルスというのは、どこの星で流行っている病なのですか?
思わず、そう聞きたくなるような好決算をご覧下さい。
売上は、前年同期比+37%の増収。
文句なしです。
営業利益は、前年同期比+96%の増益。
簡単に言うと、儲けが2倍になりました。
純利益も、前年同期比+197%の増益。
これも、分かりやすく言うと、儲けが3倍になっています。
ということで、もうこれ以上語る必要もないようにも思えますが、折角なので続けたいと思います。
それでは、前年同期比+37%の増収となった売上の内訳を見てみましょう。
北アメリカで+39%、海外で+37%、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)で+29%の伸びと、満遍なく伸びています。
次に、前年同期比で2倍となった営業利益は、どうでしょうか。
北アメリカでは、+76%の増益。
海外では、赤字が黒字に転換。
そして、AWS (アマゾン・ウェブ・サービス)では、+56%の増益です。
AWS (アマゾン・ウェブ・サービス)が凄いのは、売上に占める割合が12%に過ぎないにもかかわらず、営業利益の57%を叩き出していることです。
売上に対する営業利益の割合である営業利益率を見ても、その驚異さが分かります。
イーコマースの営業利益率が数パーセントであるのに対して、AWS (アマゾン・ウェブ・サービス)の営業利益率は、30%もあるのです。
クラウド事業は、これからも飛躍的に伸びていく事業なので、これからのAWS (アマゾン・ウェブ・サービス)の伸びも、大いに期待したいものです。
最後に、2020年度第4四半期のガイダンスを見ておきましょう。
来期の売上は、前年同期比で、+28%~+38%の伸びを見込んでいるとのこと。
そして、来期の営業利益は、武漢ウイルス対策費用を4,000百万USドル見込んだ上で、▲74%~+16%の、1,000百万USドル~4,500百万USドルを見込んでいるとのことです。
因みに、前回の決算発表時の、今期(第3四半期)のガイダンスは次の通りでした。
蓋を開けてみると、売上は、+24%~+33%の伸びの予想に対して、実際には+37%の伸びでした。
そして、営業利益は、▲35%~+62%の伸びの予想に対して、実際には+96%の伸びでした。
何とも控えめな予想だったと言えます。
ということで、第4四半期も、また、いい意味で予想の範囲を逸脱してもらいたいものです。
そして、アマゾン(AMZN)なら、簡単にやってしまいそうな気もします。

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