2020年6月9日火曜日

例えば、アマゾン(AMZN)は何業界に属しているか言えますか?

保有する米国7銘柄は、それぞれ何業界に属しているのか?

ほんの軽い気持ちで、7銘柄について整理を始めました。

ウェルズファーゴ(WFC)は、銀行業界。

サザンカンパニー(SO)は、電力業界。

しかし、そこではたと止まってしまいました。

アマゾン(AMZN)は、何業界っていうんだろう?

フェイスブック(FB)は、IT業界?

結局分からないで、暫く放っていました。

しかし、ずっと頭の隅で気になっていたので、今回思い切って調べてみました。

まず、世の中には、世界産業分類基準(Global Industry Classification Standard) というものが存在していることが分かりました。

SECTORセクター
Energyエネルギー
Materials素材
Industrials資本財・サービス
Consumer Discretionary一般消費財・サービス
Consumer staples生活必需品
Healthcareヘルスケア
Financials金融
Information Technology情報技術
Communication Servicesコミュニケーションサービス
Utilities公益事業
Real Estate不動産

そして、全ての企業は、この11のセクターの中にある、いずれかの業界に属しているとのこと。

ということで、7銘柄について、具体的に見てみましょう。

COMPANYSECTORINDUSTRY
WFCFinancialsBanks
SOUtilitiesElectric Utilities
SBUXConsumer DiscretionaryHotels, Restaurants & Leisure
AMZNConsumer DiscretionaryInternet & Direct Retail
NVDAInformation TechnologySemiconductors & Semiconductor Equipment
FBCommunication ServicesInteractive Media & Services
GOOGCommunication ServicesInteractive Media & Services

日本語に訳すと、こうなるでしょうか。

会社セクター業界
WFC金融銀行
SO公益事業電力公益事業
SBUX一般消費財・サービスホテル、レストラン、レジャー
AMZN一般消費財・サービスインターネット及び直接小売り
NVDA情報技術半導体
FB通信サービス相互メディアサービス
GOOG通信サービス相互メディアサービス

ウェルズファーゴ(WFC)は、「金融」セクターの中の「銀行」業界。

サザンカンパニー(SO)は、「公益事業」セクターの中の「電力公益事業」業界。

こう言うと、何だかプロっぽい響きがします。

スターバックス(SBUX)とアマゾン(AMZN)が、同じ「一般消費財・サービス」セクターに属しているというのは意外でした。

ただし、スターバックス(SBUX)は、「ホテル、レストラン、レジャー」業界。

アマゾン(AMZN)は、「インターネット及び直接小売り」業界。

エヌビディア(NVDA)は、「情報技術」セクターの中の「半導体」業界。

(Information Technologyは「情報技術」と訳しましたが、「IT」や「インフォメーション・テクノロジー」の方がピンと来るかもしれません。)

そして、フェイスブック(FB)とアルファベット(GOOG)は、同じ「通信サービスセクター」の中の、同じ「相互メディアサービス」業界に属していました。

こうして見ると、ピッタリと腑に落ちる業界もあれば、どうもしっくりと来ない業界もありました。

まして、アマゾン(AMZN)やアルファベット(GOOG)は、データセンターを拡充していたり、フェイスブック(FB)やアルファベット(GOOG)は、銀行業に食指を伸ばしたりしています。

今後、ますます業務も多岐にわたり、属する業界も収まりがつかなくなっていくかもしれません。

しかし、今回は、とりあえず7銘柄を、それぞれの業界に振り分けることができました。

ということで、めでたし、めでたし。

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