エヌビディア(NVDA)の株価が+3%超も上昇しました。
米国時間6月2日終値 671.13USドル 前日比+20.55USドル(+3.16%)
そのこころは。
CEOのジェンセン氏が、台北で行なわれたコンピューテックス・カンファレンスで、
「ARM買収に関する中国その他当局の承認に自信を持っている」
と述べたから、とのこと。
素晴らしい。
しかし、一方で。
その自信の根拠がちょっと希薄じゃないかと感じている私もいます。
曰く、当局が審査する内容が、
・買収が適正な競争に影響がないか
・適正な競争が市場に技術革新をもたらすか
・消費者の選択肢がより広がるか
であるのに対して、
私たち(エヌビディアとARM)は相互補完的だから認められるはず、というのが今回の自信の根拠だからです。
それに対して。
買収発表時からずっと私が心配しているのは、米中の新冷戦下での中国の対応です。
上記のような通常時の独占禁止法的な問題のクリアではありません。
ただ。
市場がこの発言を評価して、株価が上昇したということは、CEOの話しぶりにそれなりの説得力があったということかもしれません。
今日のところは何とも言えませんが、
今後もアンテナを張って、具体的な進捗を見守っていきたいと思います。
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