2021年8月2日月曜日

サザンカンパニー(SO) 2021年度第2四半期決算発表 (原発建設関連コスト無ければ)増収増益


サザンカンパニー(SO)が、2021年度第2四半期(2021年4月ー6月)の決算を発表しました。

原発建設関連のコストさえ無ければ(!)、増収増益でした。

まずは、その原発建設関連コスト込みのGAAPの数字から見てみましょう。

GAAP2Q20202Q2021増減
売上$4,620$5,198+$578+13%
営業利益$1,058$708-$350-33%
純利益$612$372-$240-39%
1株利益$0.58$0.35-$0.23-40%

売上は、前年同期比+13%の増収でした。

営業利益、純利益、1株利益は、残念ながら前年同期比でそれぞれ▲33%、▲39%、▲40%の減益となってしまいました。

次に、ここで気を取り直して、原発建設関連コストなどを除いた通常業務ベースの数字(Non-GAAP)を見てみます。

Non-GAAP2Q20202Q2021増減
純利益$822$891+$69+8%
1株利益$0.78$0.84+$0.06+8%

すると。

純利益も1株利益も、前年同期比+8%の増益に早変わり。

増収増益です。

最近、枕詞になっている「原発建設関連のコストさえ無ければ」のジョージア電力のボッグトル原発ですが、いいこともあります。

最も重要な過程である、第3号基の高温機能試験が無事成功したとのことです。

いずれ、この枕詞も無くなる日が来るはずです。

配当は、前年同期比で+2セント(+3%)増配の66セント。

2Q20202Q2021増減
配当$0.64$0.66+$0.02+3%

9月7日に支払われます。

配当利回りは、現在の株価63.87USドルで見ると、4.13%あります。

私の購入価格である46.91USドルで見ると、5.63%。

このゼロ金利時代、悪くないのではないでしょうか。

連続増配もまだまだ期待できる「果報は寝て待て」銘柄です。

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