エヌビディア(NVDA)の2022年度第2四半期(2021年5月ー7月)決算発表前の確認第2弾です。
前回の記事では、フリーキャッシュフローが順調に増え続けていることを確認しました。
⇒ エヌビディア(NVDA) 順調に増え続けるフリーキャッシュフロー
今回は、自己資本比率を見てみたいと思います。
このところエヌビディア(NVDA)は、次々と大型買収を決め、戦略的に攻めの経営を続けています。
今更ながら、その資金をどのように調達しているのか、負債の状況が気になるところです。
何しろ、2020年(エヌビディアの2021年度)には、メラノックス・テクノロジーズを7,000百万USドルで買収。
そして現在は、合計40,000百万USドルにのぼるARMの買収を進めているところです。
この買収の半分以上は株式による支払いではあるものの、負債等の問題は無いのでしょうか。
ということで、過去5年間の負債、自己資本、総資本の推移を見てみます。
確かに、7,000百万USドルでメラノックス・テクノロジーズを買収した2021年度には負債(棒グラフの青)が増えています。
しかし。
自己資本比率の推移を見ると、60%前後を維持しています。
内部留保の積み上げで、自己資本もそれなりに増えているからです。
米国の主要500社の自己資本比率の平均は32%であるとのこと。
60%前後あれば、十分どころか超優秀です。
全く問題ありませんでした。
ということで。
米国時間水曜日の決算発表でも、自己資本比率がどう変化しているか、楽しみにしたいと思います。
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