2021年8月4日水曜日

アルファベット(GOOG) 2021年度第2四半期決算発表 その好決算は目を疑うほど?

アルファベット(GOOG)が、2021年度第2四半期(2021年4月ー6月)の決算を発表しました。

私は決算が発表されると、せっせと以下のような表を作るのですが、今回アルファベット(GOOG)の表を作っていて、こんなに楽しいことはありませんでした。

思わず計算を間違ったのではないかと思ったほどの増収増益です。

2Q2020 (4-6月)2Q2021 (4-6月)増減
売上$38,297$61,880+$23,583+62%
営業利益$6,383$19,361+$12,978+203%
純利益$6,959$18,525+$11,566+166%
EPS(希薄化後)$10.13$27.26+$17.13+169%

売上は、前年同期比+62%の増収。

売上が1.6倍も伸びています。

営業利益は、前年同期比+203%の増益。

今どき、どうしたら儲けが3倍になるのでしょう。

そして。

純利益、1株利益も、それぞれ前年同期と比べて、2.7倍の増益となっています。

どのようにして、この増収増益が達成されたのか。

部門別の売上、営業利益を見てみます。

まずは売上から。

売上2Q2020 (4-6月)2Q2021 (4-6月)増減
グーグルサービス$34,991$57,067+$22,076+63%
グーグルクラウド$3,007$4,628+$1,621+54%
その他将来嘱望企業$148$192+$44+30%
ヘッジ利益・損失$151-$7-$158-105%
売上合計$38,297$61,880+$23,583+62%

検索やユーチューブの広告収入など、売上の90%以上を占めるグーグルサービスの伸びが前年同期比で+63%。

クラウド事業のグーグルクラウドも、前年同期比+54%伸びています。

まさに、トランスフォーメイションの時代です。

次に営業利益です。

営業利益2Q2020 (4-6月)2Q2021 (4-6月)増減
グーグルサービス$9,539$22,343+$12,804+134%
グーグルクラウド-$1,426-$591+$835+59%
その他将来嘱望企業-$1,116-$1,398-$282-25%
ヘッジ利益・損失-$614-$993-$379-62%
営業利益合計$6,383$19,361+$12,978+203%

唯一黒字のグーグルサービスが、前年同期比+134%の増益となっています。

また、グーグルクラウドは未だ赤字ながら、その赤字幅は激減しています。

黒字化する日も、もう目の前です(と、期待しています)。

ということで。

独占禁止法違反の提訴など、色々抱えてはおりますが、それを補って余りある成長をこれからも続けていくのではないでしょうか。

果報は寝て待て。

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