エヌビディア(NVDA)が、2022年度第1四半期(2021年2月―4月)の決算を発表しました。
超増収増益です。
GAAP
まずは米国会計基準のGAAPから見てみます。
売上は、前年同期比+84%の増収。
四半期ベースで史上最高売上高を更新しました。
営業利益は、前年同期比+100%、つまり2倍の増益。
純利益も、前年同期比+109%、つまり2倍以上の増益でした。
1株利益の3.03ドルも史上最高利益更新です。
まさに絵に描いたような超増収増益といえるでしょう。
そしてこの好調さは、3か月前に示されたガイダンスを上回っています。
売上は、ガイダンスより+7%の増収。
営業利益、純利益も、ガイダンスよりそれぞれ+14%、+21%上回っています。
Non-GAAP
Non-GAAPはどうでしょうか。
営業利益は、前年同期比+112%の増益。
純利益も、前年同期比+107%の増益でした。
そして、こちらも3か月前のガイダンスを超える好業績です。
プラットフォーム別売上内訳
次に、プラットフォーム別の売上の内訳を見てみましょう。
ゲーム(前年同期比+106%)、データセンター(+79%)、専門可視化部門(+21%)の売上は、四半期ベースで史上最高売上を更新しました。
唯一前年四半期マイナスとなったのは自動運転部門で、前年同期比▲1%となっています。
その要因が、半導体不足による自動車生産への影響なのかどうかについては良く分かりません。
最後に、今回の決算発表で気づいたことを1つ挙げます。
今までのプラットフォーム別売上の内訳では、「ゲーム」の次に「専門可視化」が来ていました。
それが、今決算では、「ゲーム」の次に「データセンター」が来るようになりました。
エヌビディア(NVDA)が遂げつつある変化(進化)の象徴と言えるでしょう。
今後、内訳の順番がどのように変化していくのかも、楽しみの1つです。
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