2021年5月3日月曜日

2021年1月―3月のGAFA 一番すごいのはどの会社だ?


GAFAの2021年1月―3月期の決算が出揃いました。

GAFAといえば、言わずと知れた、

GOOG=アルファベット

AAPL=アップル

FB=フェイスブック

AMZN=アマゾン

ですが、

では、

この4社の内、一番すごい会社はどれでしょうか。

今回は、その売上、営業利益、純利益、そして営業利益率の比較をしたいと思います。


1.売上

GOOGAAPLFBAMZN
売上$55,314$89,584$26,171$108,518

売上のトップはアマゾン(AMZN)で、唯一1,000憶USドルを超えています。

2位はアップル(AAPL)。

今回グラフにして初めて認識したのは、アルファベット(GOOG)とフェイスブック(FB)の売上で、

アルファベット(GOOG)の売上は、アマゾン(AMZN)の半分ほどしかなく、

フェイスブック(FB)の売上に至っては、アマゾン(AMZN)の4分の1もありません。


2.営業利益

GOOGAAPLFBAMZN
営業利益$16,437$27,503$11,378$8,865

ところが営業利益を比較すると、様相は一変します。

トップに躍り出たのは、アップル(AAPL)です。

アルファベット(GOOG)は、アップル(AAPL)の6割弱。

フェイスブック(FB)は、4割ほどです。

そして、売上ナンバーワンだったアマゾン(AMZN)など、3割ちょっとしかありません。

アップル(AAPL)強しです。


3.純利益

GOOGAAPLFBAMZN
純利益$17,930$23,630$9,497$8,107

純利益も似たようなもので、トップはアップル(AAPL)。

アルファベット(GOOG)は、アップル(AAPL)の7割強。

フェイスブック(FB)とアマゾン(AMZN)は、それぞれ4割、3割強しかありません。


4.営業利益率

GOOGAAPLFBAMZN
営業利益率29.7%30.7%43.5%8.2%

このままアップル(AAPL)が独走かと思いきや、営業利益率を見ると、これまた主役が変わります。

一躍トップに躍り出たのは、フェイスブック(FB)でした。

4割強の営業利益率です。

そして、アルファベット(GOOG)とアップル(AAPL)は、3割ほど。

アマゾン(AMZN)に至っては、8分ちょっとしかありません。

余りの差に、イーコマースは薄利多売だけど、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の営業利益率を見てくれよ、というなんとかの遠吠えが聞こえてきそうです。


結論

以上を簡単にまとめると、

売上はアマゾン(AMZN)。

利益はアップル(AAPL)。

しかし、

営業利益率はフェイスブック(FB)。

そして、

アルファベット(GOOG)は、可もなく不可もないがそれなりに頑張っている。

ということで。

本日の結論。

4社ともそれなりに全部すごい。

この4社の株式を長期保有しておけば間違いない、

という結論で終わりたいと思います。

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