2022年4月20日水曜日

ウェルズファーゴ(WFC) 2022年度第1四半期決算 減収減益 しかし株主還元する体力は回復しています




ウェルズファーゴ(WFC)が、2022年度第1四半期(1月―3月)の決算を発表しました。

減収減益でした。

思い返せば3か月前。

前四半期の決算は増収増益で、「ウェルズファーゴ、お前の時代だ!」などとはしゃぎ、

⇒ ウェルズファーゴ(WFC) 2021年度第4四半期決算 増収増益 「ウェルズファーゴ、お前の時代だ!」

高々とコロナ禍からの完全復活を謳い上げた訳ですが、

⇒ ウェルズファーゴ(WFC)の株価 嗚呼!苦節24か月 コロナ禍からの完全復活

今度は、あろうことかプーチンにすっかりやられてしまいました。

決算の中身を見てみます。

1Q20211Q2022増減
金利収入$8,808$9,221+$413+5%
その他収入$9,724$8,371-$1,353-14%
収入合計$18,532$17,592-$940-5%

金利収入は、前年同期比+5%の増収です。

しかし。

その他収入が前年同期と比べて▲14%と落込み、

その結果、収入合計では▲5%の減収となりました。

1Q20211Q2022増減
収入$18,532$17,592-$940-5%
純利益$4,636$3,671-$965-21%
EPS$1.02$0.88-$0.14-14%

そして。

純利益は、前年同期比▲21%の減益。

1株利益も、前年同期比で▲14%の減益となりました。

しかし、まだまだ続くコロナ禍や、新たなロシアのウクライナ侵攻等の情勢を鑑みるに、まあ、頑張って踏ん張っていると言えるのではないでしょうか。

そんな中、朗報もあります。

株主還元です。

60億ドルの自社株買いを実施し、配当も1株当たり25USセントと増配が発表されています。

確実に体力は回復してきています。

ウクライナ情勢が今後どうなっていくのか。

また、物価上昇に伴う金利上昇のペースはどうなるのか。

誰にも予想できない状況が続いている訳ですが。

私の方針はただひとつ。

こんな時こそ、果報は寝て待て。

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