アップル(AAPL)が、2022年度第4四半期(2022年7月―9月)の決算を発表しました。
流石の増収増益でした。
このところ、巨大IT企業の「増収減益」や「減収減益」が続いていたので、この「増収増益」という響きの何と心地よいことでしょう。
<売上>
売上は、前年同期比+8%の増収でした。
| 4Q2021 | 4Q2022 | 増減 | % |
売上 | $83,360 | $90,146 | +$6,786 | +8% |
営業利益 | $23,786 | $24,894 | +$1,108 | +5% |
純利益 | $20,551 | $20,721 | +$170 | +1% |
EPS(希薄化後) | $1.24 | $1.29 | +$0.05 | +4% |
その内訳は、以下の通り、製品の売上が+9%、サービスの売上が+5%です。
売上 | 4Q2021 | 4Q2022 | 増減 | % |
製品 | $65,083 | $70,958 | +$5,875 | +9% |
サービス | $18,277 | $19,188 | +$911 | +5% |
売上合計 | $83,360 | $90,146 | +$6,786 | +8% |
それにしても、このご時世に、売上が上場来の最高額を更新するとは大したものです。
ただ、アップル(AAPL)の株主としてはいいのですが、エリア別に見た時に、日本だけマイナスなのは日本人としてはちょっと気になるところです。
エリア別売上 | 4Q2021 | 4Q2022 | 増減 | % |
アメリカ | $36,820 | $39,808 | $2,988 | 8% |
欧州 | $20,794 | $22,795 | $2,001 | 10% |
中国 | $14,563 | $15,470 | $907 | 6% |
日本 | $5,991 | $5,700 | -$291 | -5% |
アジア・太平洋 | $5,192 | $6,373 | $1,181 | 23% |
売上合計 | $83,360 | $90,146 | $6,786 | 8% |
頑張れ、ニッポン!
<利益>
さて、利益はどうでしょうか。
| 4Q2021 | 4Q2022 | 増減 | % |
売上 | $83,360 | $90,146 | +$6,786 | +8% |
営業利益 | $23,786 | $24,894 | +$1,108 | +5% |
純利益 | $20,551 | $20,721 | +$170 | +1% |
EPS(希薄化後) | $1.24 | $1.29 | +$0.05 | +4% |
営業利益は、前年同期比+5%の増益。
純利益が+1%、1株利益も+4%とそれぞれ増益でした。
「増収だけなら猿でもできる」
とは言いませんが、増益とは大したものです。
これを受けて、配当も増額。
| 4Q2021 | 4Q2022 | 増減 | % |
配当 | $0.22 | $0.23 | +$0.01 | +4.5% |
株価も爆上げです。
米国時間10月28日終値 155.74USドル +10.94USドル(+7.56%)
この調子で頑張っていきましょう。
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