エヌビディア(NVDA)が、2023年度第1四半期(2022年2月ー4月)の決算を発表しました。
売上は、前年同期比+46%の増収でした。
このコロナ禍にあって、四半期ベースで最高売上を更新しています。
大したものです。
利益はどうでしょうか。
<GAAP>
GAAP(米国会計基準)ベースでは、残念ながら前年同期比マイナスとなってしまいました。
なぜなら。
ARM買収断念による違約金の1,350百万ドルが損金計上されたためです。
⇒ エヌビディア(NVDA) ARM買収断念を発表 それでも得られた貴重なものとは?
(てっきり違約金は、ソフトバンクに手付金として支払った1,250百万USドルだと思っていたのですが、決算発表を見ると1,350百万ドルとなっていました。
どういうことでしょう?
まあ、取り合えずその疑問は置いておくとして)
その結果、営業利益は、前年同期比▲4%の減益。
純利益も▲15%、1株利益も▲16%の減益に終わってしまいました。
しかし!
1,350百万ドルの一過性(!)の違約金が無かった場合の、Non-GAAPベースの利益を見てみようではありませんか。
<Non-GAAP>
すると。
営業利益は、前年同期比+55%の増益。
純利益、1株利益も+49%の増益です。
立派なものです。
これが真の実力です。
ということで。
このところ外部要因によって株価は低迷していますが、気にすることはありません。
安心して果報を寝て待つこととします。
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