2022年7月17日日曜日

ウェルズファーゴ(WFC) 2022年度第2四半期決算 減収減益 しかし株価は+6%超の上昇



ウェルズファーゴ(WFC)が、2022年度第2四半期(4月―6月)の決算を発表しました。

前四半期に続いて、減収減益でした。

まずは、収入から見てみます。

1Q20211Q2022増減
金利収入$8,800$10,198+$1,398+16%
その他収入$11,470$6,830-$4,640-40%
収入合計$20,270$17,028-$3,242-16%

金利収入は、前年同期比+16%の増収でした。

これは昨今の金利上昇に伴うものです。

一方で、その他収入は、前年同期比▲40%の減収。

その結果、収入合計は、前年同期比▲16%の減収となってしまいました。

次に利益を見てみます。

2Q20212Q2022増減
収入$20,270$17,028-$3,242-16%
純利益$6,040$3,119-$2,921-48%
EPS$1.38$0.74-$0.64-46%

純利益は、前年同期比▲48%とほぼ半減の減益。

1株利益も同様に、▲46%の減益となっています。

ところが。

不思議なことに、この決算発表を受けて、株価は+6%超の急上昇を遂げています。

米国時間7月15日終値 41.13USドル 前日比+2.39USドル(+6.17%)

今後の更なる金利上昇に伴う収入増を見込んだものでしょうか。

この減収減益を受ければ株価急落でもおかしくないのに、かくも株の世界は不可思議なものです。

ということで。

これからも気長に、業績と更なる株価の回復を期待したいと思います。

果報は寝て待て。

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