アルファベット(GOOG)が、2022年度第2四半期(4月ー6月)の決算を発表しました。
増収減益でした。
売上は、前年同月比+13%の増収でした。
営業利益は、前年同月比で僅かにプラスになったものの、ほぼ横と言えるでしょう。
一方。
純利益は、前年同月比▲14%の減益となっています。
その要因としては、その他損益の悪化が挙げられますが、これが何に因るものなのかは不明で、今後の宿題とさせて下さい。
その結果、1株利益は▲11%の減益です。
ただし、▲14%の純利益に対して、1株利益が▲11%で済んでいるのは、精力的な自社株買いのお陰でしょうか。
<売上>
増収となった売上の内訳を見てみます。
グーグルサービスは、前年同期比+10%と堅調な伸びです。
グーグルクラウドは、前年同期比+36%と元気に成長を続けています。
<営業利益>
次に営業利益の内訳を見てみましょう。
営業利益を稼ぎ出しているのは、専らグーグルサービスで、前年同期比+2%の伸びでした。
グーグルクラウドは、売上は伸びているものの、相変わらずまだ利益を生み出していません。
果たして、この決算は良かったのか、それとも、そうでもなかったのか。
決算発表前後の株価を見てみます。
発表前 7月26日終値 105.44USドル 前日比▲2.77USドル(▲2.56%)
発表後 7月26日終了後 110.50USドル 終値比+5.06USドル(+4.80%)
これだけ見ると、良かったのかなと思いますが、どうなのでしょう。
敢えて言うとすれば、
「発表前に売ってしまった人、やっちまったなー!」
ぐらいでしょうか。
果報は寝て待て。
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