「半導体の集積密度は18か月で倍となる」というムーアの法則。
しかし。
半導体の微細化もいよいよ極まってきているという噂も見聞きします。
今回は、TSMC (TSM)の今後の微細化計画を見てみます。
2022年6月現在、最も微細なノードは5nm(ナノメートル)。
(因みに、2022年1月ー3月の売上の20%を占めています)
そして。
2022年後半には、3nm(ナノメートル)ノードの量産が開始される予定とのこと。
次の2nm(ナノメートル)ノードの生産は、
2024年末にリスク生産開始、
2025年末に量産開始、
そして、それが市場に出るのが2026年になるであろうとのことです。
ライバルであるサムスンやインテルは、もっと早い微細化計画を発表しているらしいですが、果たして信頼に足る生産ができるかどうか。
かえって、TSMC (TSM)の技術力の高さを示す機会になるかもしれません。
以上の通り、TSMC (TSM)が市場の50%以上を占めているファウンドリー事業は、そう簡単に参入できるものではなく、また、参入できたとしても技術革新について行くのは容易ではありません。
まさに、バフェット氏が言うところのMoat(モート=堀)に守られています。
従って。
昨今、TSMC (TSM)の株価は他のハイテク株と同様に低迷していますが、そんなことに惑わされることなく、保有し続ければよいと考えています。
ということで。
果報は寝て待て。
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