2020年4月25日土曜日

アマゾン(AMZN) 2020年度第1四半期決算発表を来週に控えて

アマゾン(AMZN) が好調です。

4月24日現在、株価はUS2,410.22ドル。

武漢ウイルスが未だ猛威を振るう中これだけ好調なのは、主に次の2つの要因が考えられそうです。

1.外出自粛に伴うネット通販需要増

2.在宅勤務増によるクラウド需要増

そのアマゾン(AMZN)の2020年度第1四半期(2020年1月―3月)の決算発表が来週4月30日にあります。

このような需要増を受けて、どんな決算発表になるのでしょうか。

これだけ株価が上昇しているということは、投資家もかなりの好決算を予想しているということでしょう。

今から楽しみです。

因みに、1月のアマゾン(AMZN)の前四半期発表時に、この期間の決算予想も同時に出されています。

1月30日時点での予想なので、武漢ウイルスによる影響はまだあまり考慮されていない数字だと思います。

しかし、その予想の数字を把握しておくことは、武漢ウイルスによる影響を分析する意味で有意義です。

ということで、発表前の予習として、1月30日時点での2020年度第1四半期(2020年1月―3月)の決算予想の数字をお浚いしておきます。

1Q2018(実績)1Q2019(実績)1Q2020(予想)伸び率(予想)

純売上

$51,042

$59,700
$69,00016%
$73,00022%

営業利益

$1,927

$4,420
$3,000-32%
$4,200-5%

純売上は、690憶USドル~730億USドルが見込まれています。

前年同期比+16%~+22%です。

この数字は、為替レートが通常よりも5%有利になるだろうとの前提に立っているということ。

有利ということは、USドル安ということでしょうが、いくらを想定しているのでしょうか?

営業利益は、30憶USドル~42憶USドルが見込まれています。

前年同期比では、▲32%~▲5%。

何と減益予想です。

この予想の前提として、1月以降サーバーの耐用年数が長くなることにより、減価償却費が前年同期よりも▲8憶USドル低くなることを見込んでいるとのこと。

ということは、この減価償却費の影響を考慮しないと、もっと減益になっていたということでしょう。

それは何故なのか?

こういった疑問が来週の発表で明らかになると嬉しいです。

今年のゴールデンウィークは、外出自粛でステイホームウィークです。

しかし、このような決算発表が控えていると思うと、何の問題もありません。

果報は寝て待つのですが、おちおち寝てもいられません。

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2020年4月24日金曜日

アルファベット(GOOG) 部門別収益表の中にある Other Bets って何?

アルファベット(GOOG)の2020年度第1四半期の発表が、来週の4月28日(火)にあります。

その発表に備えて、ちょっと予習をしておこうと思います。

と言っても、どんな四半期決算になるか、収益や利益などの数字を予想したり、決算を受けて、どう売買するかをシミュレーションしておくなどという訳ではありません。

もっと初歩的な予習です。

部門別収益表の中にある項目の理解(和訳)です。

下の2019年度の部門別収益表を見て下さい。












色々な項目が書かれていますが、ゴチャゴチャしていてよく分かりません。

ゴチャゴチャの原因は、大きく分けて2つあります。

1.それぞれの項目自体が何を指しているのかわからない

2.小計がいくつもあって分かりづらい

ということで、まず小計のない表を作ってみました(第4四半期は省略)。

201720182019
Google Search & other$69,811$85,296$98,115
YouTube ads$8,150$11,155$15,149
Google Network Members' properties$17,616$20,010$21,547
Google Cloud$4,056$5,838$8,918
Google other$10,914$14,063$17,014
Other Bets revenues$477$595$659
Hedging gains (losses)-$169-$138$455
Total revenues$110,855$136,819$161,857

Google Search、YouTube ads、Google Cloud、Hedging gains (losses)は、何とか分かります。

しかし、Google Network Members' properties の propertiesとは何でしょうか?

また、Other Bets revenue の Bets とは何者でしょう?

まずは properties の解明から。

普通に考えれば、財産、所有、所有権などですが、どうもしっくりしません。

そこでちょっとチーティングしてみたところ、キャピタル・パートナーズ証券さんのサイトで、Google Network Members' properties が「パートナー契約先サイトの広告」となっていました。

あ、そういう意味なんだ?

properties の意味に拘っている必要はありません。

そのままいただくことにします。

次にBets。

素直に訳せば、賭け。

Other Betsが、自動運転のWaymoやドローンによる商用配達のWingなどの事業を指し、まだ商売として成り立つか分からないため、ギャンブルのようなものと捉えれば、「賭け」というのも「あり」のような気もします。

しかし、「他の賭けの収益」では賭博業のようです。

頼みのキャピタル・パートナーズ証券さんのサイトでは、そのまま「アザーベッツ」。

うーん。

他に訳語を探していたところ、「お!」という訳語が見つかりました。

「(賭けてもよいような)有望な人」、「(選挙などの)有力候補」

これです。

これは使えそうです。

Other Bets revenueは、「その他有力候補事業収益」と訳してみました。

ということで、部門別収益表をこんな風に訳してみました。

201720182019
グーグルサーチその他広告収益$69,811$85,296$98,115
ユーチューブ広告収益$8,150$11,155$15,149
パートナー契約先サイト広告収益$17,616$20,010$21,547
グーグルクラウド収益$4,056$5,838$8,918
その他グーグル事業収益$10,914$14,063$17,014
その他有力候補企業収益$477$595$659
ヘッジ利益/損失-$169-$138$455
総収益$110,855$136,819$161,857

これで、4月28日(火)発表の準備は万端です。

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2020年4月23日木曜日

フェイスブック(FB) インド最大の通信業者ジオ・パートナーズに57憶USドルの出資

米国時間の4月22日、フェイスブック(FB)の株価が+US$11.48(+6.72%)値上がりして、US$182.28となりました。

この急騰の要因は何だったのでしょうか?

ネットで調べてみると、どうやらインド最大の通信事業者であるジオ・パートナーズへの57憶USドルの出資が要因のようです。

この出資によって、フェイスブック(FB)はジオ・パートナーズの最大の少数株主(9.99%)になったとのこと。

では、なぜこの出資が株価高騰に繋がったのか?

元々インドはフェイスブック(FB)にとって特別な国だったようです。

何しろインドは、フェイスブック(FB)のチャットアプリであるワッツアップの世界最大のマーケットで、2019年7月時点で4憶人のユーザーがいるんだとか。

インドのスマホユーザーが4億5千万人ほどらしいので、ほぼ全スマホユーザーがワッツアップを使っていることになります。

そんなフェイスブック(FB)が、インドで3億7千万人の顧客を持つ通信事業者ジオ・パートナーズとタッグを組むことになったのです。

その狙うところは、ジオ・パートナーズのイーコマース会社であるジオ・マートが、インド国内の小売業者をオンラインで結び、ワッツアップを利用してデジタル決済を行なうというもの。

現在、インドのイーコマースは、アマゾンとウォルマート関連会社の2社が6割以上のシェアを占めているそうです。

そこに今回の2社のタッグで、割り込む訳です。

インドの法律も、海外の会社であるアマゾンやウォルマートよりも、国内の会社であるジオ・マートに有利なように変わったそうで、これはチャンスです。

株価が急騰したということは、投資家もこの出資にかなりの可能性を感じているということでしょう。

現在、インドはデジタルブームだそうです。

人口も、世界第2位の13億6千万人で、ビジネスチャンスは膨大です。

今後、この話はどのように進展していくのか楽しみです。

それにつけても、思うこと。

日本では、相変わらず、布マスクが小さいだの、2枚じゃ少ないだのと、本質的にウイルス撲滅とは関係ないところで、揚げ足取りや文句を耳にする毎日です。

しかし、そんな下らないことを言っている間に、世界ではこんな大きな話がどんどん展開されているのです。

思わず我が祖国が心配になります。

一方で、米国株式に投資していると、このようなニュースにも興味を持つことができて、世界が広がる気がします。

果報を寝て待ちながらも、アンテナは高く立てていたいと思います。

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2020年4月22日水曜日

ウェルズファーゴ(WFC) バフェット氏の保有履歴を見てみると? 

私は、ウェルズファーゴ(WFC)への投資を2016年1月から始めました。

その理由や目的がどうだっただろうかと、4年前を振り返ってみると、、、。

分散投資を海外に広げたかった、

世界経済の中心である米国の株式を保有したかった、

株価が安定し(と当時は信じていた)配当率も比較的高い(と当時は思っていた)銀行株がいいと思った、

財務諸表の数字がよかった、

証券会社も薦めていた、

経営者の姓名判断がよかった、

本社所在地の方角がよかった、

などだったと思います(最後の2つは冗談です)。

そして、もう一つの理由としては、あまり意識はしていませんでしたが、バフェット銘柄だったからというのもあったと思います。

投資の神様が保有しているのなら間違いは無かろうと。

ということで、遅ればせながら、バフェット氏のウェルズファーゴ(WFC)株の保有履歴を調べてみました。

バークシャー・ハザウェイのホームページを見ると、1995年まで遡ることができました。

その結果がこちらです。


年株式保有数増減
19956,791,218
19967,291,418500,200
19976,690,218-601,200
199863,595,18056,904,962
199959,136,680-4,458,500
200055,071,380-4,065,300
200153,265,080-1,806,300
200253,265,0800
200356,448,3803,183,300
200456,448,3800
200595,092,20038,643,820
2006218,169,300123,077,100
2007303,407,06885,237,768
2008304,392,068985,000
2009334,235,58529,843,517
2010358,936,12524,700,540
2011400,015,82841,079,703
2012456,170,06156,154,233
2013483,470,85327,300,792
2014483,470,8530
2015500,000,00016,529,147
2016500,000,0000
2017482,544,468-17,455,532
2018449,349,102-33,195,366
2019345,688,918-103,660,184

グラフにすると、こんな感じです。


おやおや?

私がウェルズファーゴ(WFC)株式を購入した2016年をピークに、保有株式数が減っているように見えますが、私の目の錯覚でしょうか?

確認するために、保有株式数の増減を見てみましょう。


やはり、目の錯覚ではありませんでした。

2017年から3年連続で売り越しています。

嘘だと言ってよ、ウォーレン!

「私の好きな株式保有期間は永遠です」と言っていたではありませんか。

これでは「素人が手を出し始めたらその相場は終わりだ」の典型的な素人丸出しです。

ああ、こんなことなら、バフェット氏の保有履歴なんか調べるんじゃなかった!

、、、とは、思いません。

何事も現状把握が大事なのです。

では、どうするか?

ただひたすら果報を寝て待つのです。

2019年末のバフェット氏の保有株式数を見て下さい。

あの投資の神様が、まだ3億4千5百6十8万8千9百十8株も保有しているではありませんか。

市場価格にすると、186憶USドルです。

この際、この市場価格が、武漢ウイルス暴落前の、2019年12月末現在の価格だということは黙っていることにします。

その代わり、バフェット氏の累積投資額と市場価格の推移を見ておくことにします。



いい感じです。

2019年末時点の累積投資額を保有株式数で割ると、平均購入価格は一株当たり凡そUS$20になります。

まだ、直近価格(4月21日)のUS$26.84を下回っています。

武漢ウイルス暴落後も含み益があります。

他人事ながらよかったです。

ということで、今後は、果報を寝て待ちながら、バフェット氏の動向についても注視していきたいと思います。

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