2021年10月27日水曜日

ウェルズファーゴ(WFC) 2021年度第3四半期決算 発表後株価50ドル台キープで「雨降って地固まる」?




米国時間の10月14日に、ウェルズファーゴ(WFC)の2021年度第3四半期決算(2021年7月―9月)が発表されました。

減収増益でした。

3Q20203Q2021差異
収入$19,316$18,834-$482-2%
純利益$3,216$5,122+$1,906+59%
EPS$0.70$1.17+$0.47+67%
貸倒引当金$769-$1,395-$2,164良化

収入は、前年同期比▲2%の減収。

その収入の内訳を見てみると、その他収入はほぼ横でしたが、低金利状況を反映してか、金利収入が前年同期比▲5%となったのが響いています。

3Q20203Q2021差異
金利収入$9,379$8,909-$470-5%
その他収入$9,937$9,925-$120%
収入合計$19,316$18,834-$482-2%

一方。

利益を見ると、純利益は前年同期比+59%、1株利益は+67%の増益でした。

また、貸倒引当金も、経済の好転を反映して、前年同期比で2,164百万USドル良化しました。

1つ気になるのは。

この利益は、米国通貨監督庁から9月に科された住宅ローン業務関連の制裁金250百万USドルが引かれたものとのこと。

それがなければもっと増益になっていたということで、株主としては怒るところです。

ただ。

この決算発表(10月14日)後の株価推移を見て下さい。

このグラフを見ると、ちょっと気持ちも落ち着きます。

ご覧の通り、発表後株価は一気に上昇し、その後ずっと50USドル台をキープしているからです。

ウェルズファーゴ(WFC)は、資産上限の制裁も解けず、まだまだフラフラした感じが続いていますが、株価を見る限り、とりあえず「雨降って地固まる」といったところでしょうか。

後は、更なる果報を寝て待つことにします。

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