米国時間の10月14日に、ウェルズファーゴ(WFC)の2021年度第3四半期決算(2021年7月―9月)が発表されました。
減収増益でした。
収入は、前年同期比▲2%の減収。
その収入の内訳を見てみると、その他収入はほぼ横でしたが、低金利状況を反映してか、金利収入が前年同期比▲5%となったのが響いています。
一方。
利益を見ると、純利益は前年同期比+59%、1株利益は+67%の増益でした。
また、貸倒引当金も、経済の好転を反映して、前年同期比で2,164百万USドル良化しました。
1つ気になるのは。
この利益は、米国通貨監督庁から9月に科された住宅ローン業務関連の制裁金250百万USドルが引かれたものとのこと。
それがなければもっと増益になっていたということで、株主としては怒るところです。
ただ。
この決算発表(10月14日)後の株価推移を見て下さい。
このグラフを見ると、ちょっと気持ちも落ち着きます。
ご覧の通り、発表後株価は一気に上昇し、その後ずっと50USドル台をキープしているからです。
ウェルズファーゴ(WFC)は、資産上限の制裁も解けず、まだまだフラフラした感じが続いていますが、株価を見る限り、とりあえず「雨降って地固まる」といったところでしょうか。
後は、更なる果報を寝て待つことにします。
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