2024年9月8日日曜日

エヌビディア(NVDA) ドル建てで伸びたとして、これから円高が進んで円建てでも大丈夫だろうか検証


 エヌビディア(NVDA)の株価は2025年度第2四半期の決算発表後下落しました。

⇒ エヌビディア(NVDA) 2025年度第2四半期決算 超増収増益⇒株価下落 大谷選手の50-50達成期待で表してみると

私の考えは、

「この株価下落は絶好の買い場、、、かもしれない」

と不変です。

しかし。

これから日米の金利差が縮まって行くであろう中、円高に向かうのは間違いなさそうです。

いくらドル建てで伸びたとしても、円建てでどうなるのか気になるところです。

ということで、1年後の目標株価と想定ドル円レートを基に検証してみました。

2024.09.06増減1年後
株価(USD)$102.83+$42.17$145.00
+41%

米ドル建ての1年後の株価は、現在比+41%の目標株価145ドルとしましょう。

2024.09.06増減1年後
為替(USD/JPY)¥143-¥13¥130
-9%

ドル円は1年後に▲13円円高の130円になるとしましょう。

この前提で円建て株価を計算してみると、

2024.09.06増減1年後
株価(USD)$102.83+$42.17$145.00
+41%
××
為替(USD/JPY)¥143-¥13¥130
-9%
株価(JPY)¥14,705+¥4,145¥18,850
+28%

現在の円建て株価は14,705円。

そして、1年後の円建て株価は18,850円となります。

額で+4,145円、率で+28%の上昇です。

悪くありません。

「その前提なら、そうなるに決まっているだろ!」

という方もいることでしょう。

更にこれからアメリカでは大統領選挙も控えており、こんな素人検証など吹けば飛ぶようなものかもしれません。

とはいえ。

素人なりに虎視眈々と追加購入時期を探っていきたいと思っています。

果報は寝て待て。


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2024年8月30日金曜日

エヌビディア(NVDA) 2025年度第2四半期決算 超増収増益⇒株価下落 大谷選手の50-50達成期待で表してみると



エヌビディア(NVDA)が、2025年度第2四半期(2024年5月―7月)の決算を発表しました。

下表の通り、超増収増益でした。

2Q20242Q2025増減
売上$13,507$30,040+$16,533+122%

GAAP2Q20242Q2025増減
営業利益$6,800$18,642+$11,842+174%
純利益$6,188$16,599+$10,411+168%
一株利益$0.25$0.67+$0.42+168%

Non-GAAP2Q20242Q2025増減
営業利益$7,776$19,937+$12,161+156%
純利益$6,740$16,952+$10,212+152%
一株利益$0.27$0.68+$0.41+152%

当然、株価は時間外で爆上げ!

、、、かと思いきや、まさかの株価下落です。

例の市場のコンセンサスとやらもしっかり上回っていたとのこと。

なのに何故?

曰く、コンセンサスの平均は上回ったが、最も高い期待を裏切るようなサプライズがなかったから(?)。

これはもう言いがかりレベルと言えましょう。

この株価下落を、大リーグで大活躍中の大谷選手のパフォーマンスで表してみましょう。

期待通りに難なく40-40を達成。

すぐに史上2人目の42-42も達成しました。

こうなると前人未到の50-50も達成かと期待が高まっています。

しかし。

実際にシーズンが終わってみたら50-50は達成できなかったとしましょう。

そこで、

「何だよ! せっかく楽しみにしていたのに失望させやがって!!」

と言っているのが今の株価下落です。

実際には100年に一度出るか出ないかの逸材なのにです。

「だってブラックウェルだって遅れているらしいじゃん」

と言っている人。

大谷選手も肘の手術で今年は投球はお預けです。

しかし、来年の登板に向けて投球練習を始めているではありませんか。

来シーズンの二刀流活躍がとても楽しみです。

ということで、この株価下落は絶好の買い場。

、、、かもしれません。

今は頭がカッカとしていますが、ここからは頭を冷やして情報収集に努めたいと思います。


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2024年8月16日金曜日

エヌビディア(NVDA) 行動経済学(男性心理学)的考察 フアンCEOの持ち株売却は好決算の証である(可能性もある)


エヌビディア(NVDA)の2025年度第2四半期(2024年5月ー7月)の決算発表が、米国時間の8月28日(水)に行なわれます。

果たしてエヌビディア(NVDA)の快進撃は続くのか?

それともそろそろ息切れか?

株価が1株100ドル近辺まで下がった時には、私も

「ああ、やっぱりあの時に利確しておけば良かったかな」

と思ったものです。

⇒  エヌビディア(NVDA) 悪魔の囁き「そろそろ利益確定してはどうですか?」  最新目標株価を見てみると?

(嬉しいことに、執筆現在では120ドル台まで回復していますが)

ところで。

エヌビディア(NVDA)のCEO、フアン氏が6月に持ち株を130万株売却したというニュースを覚えている方もいらっしゃることでしょう。

今回は、この持ち株の売却について、行動経済学、特に男性心理学的に考察し、28日の決算内容について占ってみたいと思います。

とても簡単な話です。

あなたがCEOだったとして、

「ああ、もうそろそろこの会社もダメかな?」

と思った時に、自分の持ち株を約270億円も売り逃げすることができますか?

という話です。

エヌビディア(NVDA)株を高値で掴んで損をした世界中の投資家から、

「自分だけ売り逃げしやがった!」

「インサイダー取引だ! インサイダー取引だ!」

なんて言われるんですよ。

男として(否、女性でも)堪えられますか?

それよりも、

「あの時売却していなければもっと儲かってたはずなのに、やっぱりフアン氏は男の中の男だな!」

などと言われたいじゃないですか。

ということで、8月28日(水)に発表される2025年度第2四半期(2024年5月ー7月)の決算は、好決算になります。

否、なるはずです。

否、なる可能性もあります。

そうならなかった場合には、私を責めず、売り逃げした方をお責め下さい。

あくまでも、投資は自己責任で。

果報は寝て待て。


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2024年8月2日金曜日

株価下落はタイムサービス、バーゲンセール 粛々とステイ・イン・ザ・マーケットしていきましょう


「 折角新NISAの積立枠を使って投資を始めたのに!」

そんな嘆きの声が聞こえる昨今の株式市場。

それでなくても酷暑なのに、株価下落に気分は爆下げでしょう。

しかし。

悲嘆にくれているそんな貴兄に朗報です。

昨今の株価下落は願ってもないタイムサービス、バーゲンサービスです。

いずれ経済は成長し、株価は上昇するのです。

この機会に、月々の決まった積立資金でより多くのユニットをゲットして下さい。

投資の極意は長期投資です。

ああ、これからの人生が長い若い方が羨ましい。

しかし。

私のように young-at-heart の人にとっても事情は同じです。

何しろ、現代は人生100年時代なのですから。

「遂に日銀の利上げだ!」

「米国の景気減速で、次はFRBの利下げだ!!」

「もう既に10円以上円高が進んだ!!!」

「日本の輸出関連銘柄も暴落だ!!!!」

そんな空騒ぎをしている人たちもいます。

しかし。

そんな人たちはちょっと前で円安で日本の物価が上がって日本はもうダメだ、と言っていた人たちです。

放っておきましょう。

粛々とステイ・イン・ザ・マーケットしていくことです。

果報は寝て待て、です。


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2024年7月15日月曜日

エヌビディア(NVDA) 悪魔の囁き「そろそろ利益確定してはどうですか?」 最新目標株価を見てみると?

このところ絶好調過ぎるエヌビディア(NVDA)。

「全部とは言わないが、そろそろ一部だけでも利益確定しておいた方がよいのではないでしょうか?」

という悪魔の囁きをちらほら耳にする今日この頃です。

曰く、

「既に世界有数の時価総額になり、今後成長は鈍るかもしれないですよ」

曰く、

「お客様の年齢を考えると、ここで折角の含み益が減ってしまうのは・・・ねえ」

は?

私自身は更なる将来性を固く信じているのですが、年齢を衝かれると心が多少ぐらついたのも事実です。

果たして、エヌビディア(NVDA)の株価は今後も上昇を続けていくのか?

ということで、エヌビディア(NVDA)について、最新の目標株価を調べてみました。

今月目標株価を変更した会社は、今日現在4社ありました(7月12日現在株価は129.24USドル)。

評価日会社目標株価(旧)目標株価(新)7/12 株価比
7月01日Morgan Stanley$116$144+11%
7月08日UBS Group$120$150+16%
7月09日KeyCorp$130$180+39%
7月12日Benchmark$135$170+32%
平均$125$161+25%


この4社の以前の目標株価の平均は125USドル。

それに対して、新しい目標株価の平均は161USドルです。

全て目標株価を引き上げています。

そして、7月12日現在の株価に対して、平均+25%上昇余地があります。

とりあえず、悪魔の囁きを振り払う理由にはなりそうです。

とはいえ、米国大統領選挙を例に出すまでもなく、世の中何が起きるか分かりません。

ということで、世の中の動きには目を向けつつ、果報は寝て待て。


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2024年6月5日水曜日

エヌビディア(NVDA) 2025年度第2四半期(2024年5月―7月)のガイダンスも凄い!



エヌビディア(NVDA) は今回の決算発表で、前年同期比2.5倍の増配を発表しました。

⇒  エヌビディア(NVDA) 2025年度第1四半期 前年同期比2.5倍の増配

経営者として余程自信がある訳です。

だって、まさか増配した次の四半期決算で減配を発表するなんて、私だったら恥ずかしすぎてとても登壇できないからです。

ということで、その自信の素になっているであろう第2四半期(2024年5月―7月)のガイダンスを見ておきましょう。


<売上>

2Q2024実績2Q2025ガイダンス増減
売上$13,507$28,000+$14,493+107%

売上は、前年同期比2倍以上の増収が見込まれています。


<利益 GAAPベース>

GAAP2Q2024実績2Q2025ガイダンス増減
営業利益$6,800$16,944+$10,144+149%
純利益$6,188$14,313+$8,125+131%

GAAPベースの営業利益は、前年同期比+149%、つまり約2.5倍の増益。

純利益も、前年同期比+131%、約2.3倍の増益が見込まれています。


<利益 Non-GAAPベース>

Non-GAAP2Q2024実績2Q2025ガイダンス増減
営業利益$7,776$18,340+$10,564+136%
純利益$6,740$15,471+$8,731+130%

Non-GAAPベースでも、営業利益・純利益共に前年同期比で約2.3倍の増益が見込まれています。

大したものです。

これなら私が経営者でも、今回増配を発表して、次の四半期決算発表日にもドタキャンすることもない堂々たる内容と言えましょう。

あとは大船に乗ったつもりでその手腕を見守っていましょう。

ということで、果報は寝て待て。


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<参考>
エヌビディア(NVDA)のガイダンスに基づいて作成したワークシートを参考まで添付します(もし疑義があったら教えて下さい)。

<GAAPベース>
GAAP2Q20242Q2025増減
売上$13,507$28,000+$14,493+107%
粗利益率70.1%74.8%
売上総利益$9,462$20,944+$11,482+121%
営業費用$2,662$4,000+$1,338+50%
営業利益$6,800$16,944+$10,144+149%
営業外収益$181$300+$119+66%
税引き前純利益$6,981$17,244+$10,263+147%
税金(17%=2Q2025)$793$2,931+$2,138+270%
純利益$6,188$14,313+$8,125+131%

<Non-GAAPベース>
Non-GAAP2Q20242Q2025増減
売上$13,507$28,000+$14,493+107%
粗利益率71.2%75.5%
売上総利益$9,614$21,140+$11,526+120%
営業費用$1,838$2,800+$962+52%
営業利益$7,776$18,340+$10,564+136%
営業外収益$120$300+$180+150%
税引き前純利益$7,896$18,640+$10,744+136%
税金(17%=2Q2025)$1,156$3,169+$2,013+174%
純利益$6,740$15,471+$8,731+130%

表中、赤字はエヌビディア(NVDA)のガイダンスの数字。